焼印と刻印の違いについて!仕上がりや加工方法の違いについてもご紹介

焼印と刻印の違い

焼印と刻印って何が違うんですか?

この質問もよくいただく焼印についてのご質問ですね!

では、今回はそんな焼印と刻印の違いについてご説明したいと思います。

焼印(やきいん)

焼印加工の参考写真

焼印とは、金属にロゴやキャラクーなどのデザインを彫ってその印面を火などで熱して、素材に押し付けて焦がす加工になります。ですので、焦げにくい素材や熱を加えると溶けてしまうような素材への加工には向いておりません。

どら焼きやパンなどの食品、革・レザー、木材、厚紙、段ボール、布などに焼印加工で焦げ色を付けることができます。チョコレートやチーズ、氷、ろうそく、石鹸などのような、熱を加えると溶けてしまう素材については、焼印加工はできません。

焼印加工の利点は、加工したものが長期間残るということです。焼印は焦がす加工の為、経年劣化に対して耐久性があります。また雨や気温などの自然による劣化も少ないため、長く加工したものを残すことができるという利点があります。

刻印(こくいん)

刻印の加工

刻印は、焼印と違って熱を加えず、ハンマーでたたいたりプレス機で圧力をかけて、ロゴやキャラクーなどのデザインを素材に反映させる加工になります。

圧力をかける加工になるため、食品などの柔らかすぎる素材には向いていません。革や木材は焼印同様に刻印加工が可能です。その他に金属へは刻印加工が主流となります。指輪などへの記念日などの刻印を目にしたことがあるかと思います。

ただし刻印は熱を加えていないため、素材によっては時間の経過とともに印字されたものが薄れていく場合があります。特に革の場合は、革の種類によってはすぐに戻ってしまう場合があります。

まとめ

「焼印」と「刻印」の違いについては、簡単に言うと熱を加えて焦がして印字するか、力を加えて圧力で印字するかの違いになります。どちらにもメリット、デメリットがあります。

どのような加工がしたいのかによって、選ぶ加工方法が異なりますので、どちらがいいかわからないという場合はお気軽にご相談下さい。

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