半田ごてを使った電気式の焼印をしている場合に、温度が高すぎて焦げすぎてしまう場合があります。そんな時にあると便利なのが「パワーコントローラー」です。
パワーコントローラーの使い方はとっても簡単で、コンセントに差し込んだパワーコントローラーに半田ごてをセットするだけ!温度調節においては、細かい調節ができないため、大まかな温度調節になります。
メモリはMAXからMINという感じになっており、半分でおおよそ300℃ぐらいで、MINまで回すとおおよそ半田ごての温度は100℃ぐらいになります。
こちらは合皮への焼印になりますが、パワーコントローラー無しで押し付けるとこのような感じで、完全に溶けてしまって上手くいきません。
こちらがパワーコントローラーを使って焼印したものになります。溶けずにいい感じに焼目が入っています。焼印加工は素材に合わせた温度調節をすることで、いろいろな素材に加工が可能です。
また、飲食店などで注文が入った時に焼印をするという場合等の時にも、待機中は温度を下げておいて、使うときにMAXにして焼き付けることで、待ち時間を短くすることができます。パワーコントローラーを使わずにずっと高温状態で置いておくと、ヒーターの断線などの故障につながります。