
直火式焼印で使う持ち手棒は先が曲がったものとまっすぐなものではどっちがおすすめですか?
焼印加工の方法については、半田ごてを使った電気式と直接火で炙る直火式の2種類があります。低予算で手軽に焼印加工ができるのが、直火式焼印になります。

直火用の持ち手棒については、どのような素材に焼印加工をするかによっておすすめが異なります。今回はそんな直火焼印の持ち手棒についてご紹介させていただきます。
直火焼印用持ち手棒(ストレート型)
直火焼印用のストレート型の持ち手棒は、しっかり握ってまっすぐ強く押し込んで使うことができるので、主に硬い木材への焼印加工に向いています。
木材のような硬い素材は弾力性がないので、少し力を入れて押し込む必要があります。その場合に先が曲がったタイプの場合は力を入れて押し込むことができないので、きれいに焼印全体を素材に押し付けることができず、カスレなどが生じてしまいやすくなります。
ですので、木材に焼印加工するの場合は先の曲がっていないストレート型の持ち手棒を使っての焼印加工がおすすめです。片手でも、両手でしっかり握ってもOK!しっかり力をかけて木材へ焼き付けを行いましょう!

直火焼印用持ち手棒(L字型)
直火焼印用の先の曲がったL字型の持ち手棒は、素材に優しく押し付けることができるので、食品などの柔らかい素材への焼印加工に向いています。
食品は強く押し付けてしまうと、素材自体が柔らかいので印面のデザイン以外の土台などが接して余分な焦げが付いてしまいます。ですので、食品への焼印については、軽く触る程度の押し付けが必要となります。
先の曲がったL字型の持ち手棒であれば、指先の加減で押し付けの微妙な力加減を調節できるので食品への焼印加工におすすめとなります。
また、ストレート型のような腕をつか押し付け方に比べて取り回しが容易なので、パンやどら焼きなどが並んだ状態で連続して焼き付け加工がやりやすいメリットもあります。

まとめ
直火用の持ち手棒についてご紹介しましたが、硬い木材などには「ストレート型の持ち手棒」柔らかい食品などには「L字型の持ち手棒」をお選び下さい。
ただ、素材の形状や硬さなどによっては一概に言えない場合もあるので、素材の材質や形状をお知らせ頂ければ、最適な焼印道具をご提案させていただきます。