焼印がうまく押せない・・・焼印が失敗する原因とは?

焼印で失敗しないために

何回やっても焼き目がキレイに入らない・・・

せっかく作ったロゴやキャラクーの焼印ですが、やり方や素材によってはうまく焼印加工ができない場合があります。今回は、焼印加工で失敗しやすい原因をご紹介させていただきます。

焼印が失敗する主な原因は下記の5つ!

①加熱不足または過剰加熱
②圧力不足
③焼印自体のデザインやサイズ
④素材の準備不足
⑤焼印加工のテクニック

ではそれぞれ詳しく紹介していきます。

①加熱不足または過剰加熱

焼印の温めすぎ

焼印をする素材に対して、適切な温度に加熱していないと焼印がキレイに入りません。温める時間などで温度を調整することで、素材にあった温度で上手く焼印加工ができるようになります。

焼印を温める方法としては、電気で温めるか直接火で温めるかの2種類がございます。

直接火で温める場合は加熱時間を長くすることで高温での焼き付け加工が可能になります。食品などの場合は表面に水分などがあるため、比較的高温で短時間で焼き付けることできれいに焼印加工が可能です。

一方、木材や革などの素材については、温度が高すぎると一瞬で焦げてしまって、逆に上手くいかない場合があります。その場合は、電気で温める方が温度の上がりすぎがないのでお勧めとなります。

②圧力不足

焼印の押し付け圧の不足

素材への押し付ける力が弱いと焼き目が薄くなったり、全体を均一に焦がすことができない場合があります。ですので、素材に合わせた適切な押し付け加減を把握することも大切です。

焼き付ける素材にっては、方面に凹凸があったり、柔らかくしっかり押し付けることが難しい場合があります。その場合は、押し付け時間を長くしたり、押し付ける圧力を強くしたりして調整する必要があります。

ですが、素材によっては全体を均一に押し付けることができない場合もあるため、焼印加工の仕上がりの許容範囲を決めておく必要もございます。(これぐらいならOKという基準を決めておくといいです。)

③焼印自体のデザインやサイズ

焼印のサイズやデザイン

複雑で細かいデザインの場合は、全体を均一に押し付けることが難しい場合があります。特にキャラクーなどの場合は細かい部分も多くなるので、その場合は顔だけにしたり、デザインを少しシンプルにする方が、焼印加工の仕上がりとしてはきれいになります。

それから、サイズについてですが、大きくなるほど全体を均一に温めることが難しくなるので、押し付けたときに焼きムラが出ることがあります。また、押し付ける面積も大きくなるので、素材によっては全体をしっかり押し付けることができないということもあります。

④素材の準備不足

焼印加工する前に、素材の状態も整えておくことも大切です。表面が押し付けやすいように平らになっているか?汚れなどが付いていないか?など。

食品であれば押し付け方で多少はカバーできますが、木材などの硬い素材の場合は表面が平らになっていないとどれだけ押し付けても焼印が入らない部分が出てきます。

⑤焼印加工のテクニック

初めて焼印加工をする方にとっては少し難しい部分ですが、焼印自体の加熱時間、押し付け具合、全体を均一に押し付けるといった焼印加工をするにあたってのテクニックもある程度必要です。

これに関しては、いらない端材などを使って何度も練習することが上達の近道です。基本的には焼印加工はそれほど難しい加工技術は必要ないのですが、素材やデザインによってはある程度コツを掴む必要がある場合もあるので、しっかり練習して本番の素材への加工にあたるようにしてみて下さい。

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