食品や木材、革などにロゴやキャラクーの焼印をするためのオリジナル焼印。
素材を焦がしてデザインを焼き付ける焼印ですが、利用方法については焼印以外でも使えます。今回は焼印以外の使い方についてご紹介したいと思います。
焼かずに型を入れる
焼印なので基本的には電気や火で温めて使うイメージになりますが、温めずに押し付けて型を入れる使い方もございます。
上記の写真は石鹸に型を入れたものになります。石鹸は通常の使い方で熱い焼印として使うと溶けてドロドロになってしまいます。そこで、専用の持ち手棒をつけて押し付けることでロゴなどの型を入れることができます。
石鹸のような温度が高いと溶けてしまうような素材に対しては、この押し付けて型を付ける方法がベストです。例えばチーズやチョコレートなどもこの方法がおすすめです。

一点注意が必要なのがデザインです。石鹸などへの型押しについては、ベタ面が多いようなデザインでは綺麗に型を入れることが難しくなります。
上記の写真はキャンドルに押し付けたものですが、太めの文字ののためベタが多く、縁が盛り上がってしまっています。ですので、石鹸やキャンドルなど、温めずに押し付ける型押しをする場合は、できるだけベタ面を減らし、線で表現できるようにデザインを調整していただければと思います。
デザインソフトがないので修正できないという場合は、一度画像などのデータをメール等で送っていただければ、こちらでデザインの調整や補正も可能ですのでご相談下さい。
氷に刻印する
こちらも温めずに使う方法で、氷を溶かしてデザインを刻印することが可能です。
最近はバーや居酒屋などお酒を出す業種の方から氷用刻印のご注文が増えております。焼印を氷に乗せるだけですぐに刻印が入りるので、ほとんど押し付ける必要もございません。時間も5秒もかからないぐらいなので、お客様にドリンクを提供するまでの時間もそれほどかかりません。
氷に刻印をする場合は、ベタ面が多くてもある程度は綺麗に型を入れることができます。あまり細かいデザインの場合は氷が溶けてデザインがわからなくなるので、できるだけシンプルなものの方がよいです。
まとめ
オリジナル焼印は、焼印として使うことはもちろんですが、熱を加えずに型押しなどの刻印として利用することができます。他にもシンプルにインクを付けてスタンプとしてつかったり、封蝋(シーリング)として使うことも可能です。
せっかく作ったオリジナル焼印ですので、いろいろな使い方で活用いただければ嬉しいです。