段ボールに焼印はできますか?紙の素材への焼印について

段ボールに焼印ができるのか?

梱包などで使う段ボールにロゴなどの焼印を入れることはできますか?

段ボールなどの紙素材への焼印については、もちろん可能です。ですが、紙素材への焼印については注意する点もあるので、今回は段ボールへの焼印についてご紹介いたします。

段ボールに焼印をするメリット

段ボールは身近でコストも安い梱包資材。ホームセンターなどでも入手できるものですが、一般的な茶色の段ボールは無地で見栄えなどは正直望めません。

そこで、そんな無地の段ボールに焼印をすることで、ブランディング力を高めたり、オリジナルな要素を追加したりできます。

1.オリジナル感の演出
ロゴやキャラクターの焼印をすることで、ブランドのアピールが手軽にできます。

2.コストの削減と環境への配慮
今までシールを貼っていたものを焼印にすることで、資材発注のコストをなくすことができます。環境に配慮した取り組みとしてアピールすることも可能です。

3.個性を出しやすい
オリジナル焼印のデザインは自由なので、ロゴやキャラクー以外のメッセージのような焼印を作って焼き付けることも可能です。他とは一味違った個性のある梱包を行えます。

段ボールに焼印をするときの注意点

ダンボールへの焼印

段ボールへの焼印は手軽の行えますが、いくつか注意する点もあるのでご紹介します。

1.段ボールの質を確認する
段ボールの表面が滑らかでない場合や塗料などでコーティングされている場合は、焼印が正確に出来ないことがあります。できるだけ無地・無塗装の段ボールをご利用ください。

2.焼印の温度に注意する
高すぎる温度で焼印をすると、段ボールが焦げすぎて穴が開くことがあります。有効な温度は使用するツールによりますが、一般的に180℃〜250℃が目安です。

3.裏面への焼きにじみ
段ボールの厚みにもよりますが、長く押し付けてしまうと熱が裏面まで伝わって、焦げが裏面にまで滲んでしまうことがあります。

ダンボールへの焼き付け時間については、印面のサイズにもよりますが、おおよそ3~5秒程度が推奨になります。段ボールの種類によって最適な押し付け時間が変わることがあるので、利用する段ボールでどれくらいの押し付け時間が最適化をテストするようにしてください。

段ボールへの焼印は電気式と直火式どっち?

段ボールに半田ごてで焼印

おすすめなのは、電気式になります。

電気式は温度を一定に保つことができ、パワーコントローラーを使えば焦げすぎない温度に調整して安定した焼印加工が可能になります。ですので、焼印初心者の方や大量の焼印加工をする場合は電気式をお選び下さい。

直火式においては、温める時間も短く短時間で焼印加工ができますが、温度調節が難しく焦げすぎに注意が必要となります。また連続して安定した焼き付けが難しいため、焼印に慣れた方以外はおすすめできません。

電気式焼印と直火式焼印の違いについて
食品や木材に焼印をする場合、半田ごてを使った電気式焼印にするか、直接火で炙る直火式焼印を選び必要がります。どちらがいいのか?それぞれの焼印加工におけるメリットとデメリットをご紹介。

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