
オリジナル焼印ひとつで食品や木材、革などいろいろな素材に焼印加工が可能でしょうか?
初めてオリジナル焼印を作る場合などは、焼印ひとつで何ができるのかがわからない場合も多いと思います。
そこで、今回はオリジナル焼印一つで出来ることをご紹介させていただきます。
食品用と木材や革用の焼印は違うの?
基本的には焼印ひとつあれば、どの素材にも焼印加工が可能です。ですが、食品にご利用いただく場合は、印面に食品の油や焦げカスなどが付着します。頻繁にお手入れをしていただいても、少しずつこびりついて取れにくくなります。
この焦げカスなどが付いた状態で木材などの硬い素材に焼印をすると、印面全体を綺麗に押し付けるのが難しくなり、きれいな焼印加工ができなくなります。ですので、食品への焼印で主に使っている場合は、木材などへの焼印をする場合は別途作成した方が綺麗な焼き付けができるようになります。
逆に木材や革への焼印が主体の場合は、それほど印面が汚れることもないので、食品に利用しても特に問題ございません。また、食品は素材として柔らかいので、多少印面に焦げカスなどが付いていても、全体を押し付けることができるので、そこまで神経質に考えなくても利用できます。
食品専用のオリジナル焼印ってあるの?
食品専用というわけではございませんが、食品への焼印時に蒸気を逃がす穴をあけて製作することは可能です。線で囲まれた部分などは、焼き付けた際に蒸気がたまって、印面が浮いてきれいに焼目が入らない場合があります。
そこで、上記の逃げる穴をあけることで、そこからたまった蒸気が逃げて印面全体を綺麗に焼き付けることができるようになります。また、熱い蒸気がたまらないので、余分な焼にじみも抑えることができます。
食品だけじゃなく、蒸気穴をあけておくことで、木材に焼印をしても焼にじみを抑えることができるので、デザインをくっきり見えやすく焼き付けることができます。(左側が穴をあけた焼印で焼き付けた方です)
オリジナル焼印ひとつでいろいろな素材に焼き付けは可能ですが、より仕上がりを綺麗にするという場合は、素材に合わせた形状での製作も可能ですので、別々の焼印を作る方がおすすめです。
木材・革・レザーは同じ焼印でOK
食品用は別途作成がおすすめ!