焼印の事例紹介!玉子焼きや煮卵へのオリジナル焼印での焼き付け加工

卵焼きや煮卵への焼印

本日は卵焼きや煮卵への焼印加工の事例をご紹介。

卵焼きへの焼印については、表面がどれくらい滑らかで平らになっているかによって、焼印加工の仕上がり具合が異なってきます。表面に凹凸が多くなると、デザイン部分の接地面が少なくなり、デザイン通りの焼印ができない場合があります。

それと、素材として非常に柔らかいものになるので、押し付け具合によっても、デザイン以外の余分な部分が卵焼きに触れて綺麗な仕上がりにならないこともございます。

また、卵焼きへや煮卵への焼印は、比較的加工がしやすいのですが、焦げがにじみやすい特徴があるので、あまり細かいデザインは向いておりません。

卵焼きへの焼印

厚焼き玉子への焼印

上記のような表面が比較的硬めに仕上げた卵焼きであれば、少し強めに押し付けても仕上がりがキレイになります。表面には凹凸が多いですが、しっかり押し付けることで、カエルのマークや文字がくっきり焼き付いています。

一点、ベタが多くなると、焼き付けたときに蒸気の影響で焼き付きが甘くなる部分が出てしまいます。文字部分で少し色が抜けている部分が蒸気の影響で焦げ付きが甘くなってしまった部分になります。

水分を多く含み、焼いたときに蒸気が上がる素材の場合は、ベタ部分を少なくする方が、仕上がりはきれいになります。

卵焼きに焼印

上記のような焼印する面が平らで滑らかな卵焼きの場合は、かなりきれいに焼き付け加工が可能です。焼印の印面が触れる程度の押し付け加減でいいので、細かい部分もキレイに焼き付けができています。

卵焼きへ焼印をする場合は、卵焼きの表面の凹凸や柔らかさなどを考慮して、焼印のデザインを考えるようにしてください。

煮卵(ゆで卵)への焼印

ゆで卵への焼印

煮卵(ゆで卵)は、焼印をする素材としてはやりやすい部類に入りますが、形状的に平らではないので、大きなサイズや細かいデザインは向いておりません。上記のようなシンプルなデザインであれば、かなりきれいに焼き付け加工が可能です。

煮卵への焼印

こちらは少しデザインが細かいのとサイズが少し大きいため、印面全体を煮卵に焼き付けるのが難しくなります。卵の表面をなぞるように押し付け行くのですが、焼印のサイズが大きいと、上手く焼き付かない部分あったり、押し付け時間が長くなって、焼にじみになってしまう場合があります。

ゆでたまごへの焼印

こちらもパッと見はきれいに焼印が入っていますが、よく見ると細かい部分は焼つぶれなどが起きています。ゆで卵への焼印においては、細かいデザインの場合は、これぐらいの仕上がりになると思ってもらうのがよいかと思います。

まとめ

卵焼きにしろ、ゆで卵にしろ、どちらも焼印加工自体はそれほど難しくないのですが、デザインやサイズによっては向いていない場合もあるので、どんなデザインで焼印加工がしたいのかを事前にお知らせ頂ければ、デザインやサイズについてのアドバイスができるかと思います。

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