線の細いデザインですが焼印にできますか?

線の細い焼印

線が細いのですが焼印にできますか?

というご質問をよくいただきます。

結論から言うと、焼印製作は可能です。基本的にどんなデザインでも焼印として製作自体は可能ですが、素材に対して押し付けて焼印加工をした際の仕上がり具合においては注意が必要です。

何(どんな素材)に焼印をするかによっても仕上がり具合は違ってきます。硬い木材に押し付ける場合と、柔らかい食材に押し付ける場合では、焼印の入り具合が異なってきます。

木材への焼印加工

木材に線の細い焼印

木材は硬い素材ですので、比較的焼印加工がやりやすい素材ではあります。ただし、押し付ける時間が長くなると、焦げが広がり線と線の隙間が狭いと焼にじみがくっついてしまうことがあります。

端材などで押し付け時間を計りながらどれくらいの時間押し付けるのがいいかを確認してみて下さい。

【ワンポイント】
木材は表面を霧吹きなどで少し湿らせてあげると、焼にじみが抑えられ、きれいに焼印加工ができます。

革・レザーへの焼印

革に線の細い焼印
革・レザーは焼印が入りやすい素材ではございますが、その反面温度が高すぎると必要以上に焦げてしまい、革が縮んだり、焼き切れてしまうことがあります。特に厚みの薄い革への焼印加工の際は注意が必要です。
また、革の種類や鞣し方法によっても焼印の入り具合がちがったり、黒い革の場合は焼印をしても焦げが目立たないので焼印をしているかどうかがわからないということもあります。
【ワンポイント】
革への焼印加工の場合は、温度を調節できるパワーコントローラーがあると便利です。

食材・食品への焼印

卵焼きに焼印
食パンに焼印
食材への焼印においては、素材の形状や表面の状態などで同じ食材でも焼印の入り具合が異なってきます。
どら焼きや大判焼き、パンケーキなどは表面が均一で比較的きれいに焼印が入りやすいですが、食パンや卵焼きなどの表面に凹凸があったり、小さな穴があるとデザインによってはきれいに焼き付かないこともあります。
タイトルとURLをコピーしました