木工作品に焼印をしたい!といったご要望も多く、DIYで木製家具を作ったり、自作の木製アウトドアギアを作ったので、作品のクオリティを焼印で上げるために焼印を導入頂くこともあります。
焼印加工は木工作品との相性は抜群です。焦げで表現する焼印は、木工製品になじむ風合いで仕上がりのクオリティもワンランクアップする手軽な手段となります。
木材への焼印は耐用年数が長い!
焼印加工というのは、印刷やシールと違って経年劣化で風化していくことがありません。例えばアウトドア用の木製の椅子やテーブルに焼印をしたものを使っていて雨にぬれたり、直射日光にさらされたとしても、焼き目が消えていく事はほとんどありません。
木材への焼印加工の耐用年数の高さは、重要文化財などの建材への年号の焼き付けにも利用されるぐらいです。
大昔から使われている焼印が今も健在なのは、やはりこの耐用年数の高さもあります。雨風や汚れに強いので、長くロゴやキャラクターを残すことができます。
木材は焼印が加工がやりやすい!
木材は他の食品や革などの素材に比べても、焼印加工がやりやすい素材になります。程よい硬さがあるので、押し付けた際にしっかりと押し込むことができます。
また、食品のような焼にじみも起こりにくくなります。焼にじみが起きにくいという事は、細かいデザインでも焼き付けた際に綺麗に表現できるようになります。
木工作品への焼印は初めての方でも綺麗にできますが、温度の上げすぎや押し付けすぎると焦げすぎてしまうこともあるので注意が必要です。

木工作品への焼印は電気と直火なら?
木材への焼印については、電気式でも直火式でも特に違いはございません。選ぶ基準としては、焼印をする個数が多いか少ないかと、焼印のサイズになってきます。
サイズの大きな焼印を使う場合は、電気式よりも直火式の方がおすすめです。電気の場合は温度が印面全体にいきわたらないことがあるので、大きなサイズの焼印を利用する場合は、火力の高い直火式でご利用ください。
焼印を温める時間は、印面のサイズにもよりますが、おおよそ2~3分程度で十分です。

電気式がおすすめなのは、何十個も焼印をする場合や、焼き色を安定して付けたい場合などになります。電気式は温度が一定を保ってくれるので、直火のように炙った時間で温度が変わるという事がありません。
ですので、誰がやっても同じ焦げ色での焼き付け加工が可能になります。
焼印加工の道具は、利用するシーンや目的に合わせて選ぶようにしてください。
木工作品への焼印事例の紹介!
かなり細かい文字などもありますが、きれいに焼印が入っています。押し付け時間などを調節することで焼にじみを防いで細かいデザインの焼印をされています。
印刷やシールと違って焼印を入れることでアウトドア感のある風合いが出ています。焼印をするだけでノベルティグッズのクオリティが上がります。
こちらも細かい部分を綺麗に焼き付けておられます。多少の焼にじみは焼印の風合いを感じられて味のある仕上がりになっています。
さりげなく入っている焼印がオシャレです。こちらは焚火用の椅子にショップ名の焼印をされています。押し付ける面が少し湾曲していますが、その湾曲に合わせたオリジナル焼印を作ってご利用いただいてます。

こちらはウッドキャンドルと言って、アウトドアで焚火のように使う木製のキャンドルになります。側面にかなり細かい焼印をとってもきれいに焼き付けています。
こちらもかなり細かいデザインですが、きれいに焼き付けができています。アウトドアギアを作っておられて、木製のテーブルなどにロゴの焼印をされています。
こちらは印刷したかのようにきれいに焼き目が入っています。木の木目と焼印の色合いがマッチしてとてもいい仕上がりで味のある商品になっています。
木工作品などへの焼印をしたい!という場合は、是非オリジナルデザインの焼印を作ってお楽しみください。希望しているデザインでも大丈夫か不安という場合は、お気軽にご相談下さい。