焼印のイメージとしては、お菓子や木材、革などへの焼き付けが一般的ですが、中には野菜や果物の皮に焼印をしたいという場合もあります。
そこで、今回は、野菜や果物の皮に焼印をしたらどうなるかをご紹介させていただきます。
焼印をした後の変色にご注意ください!
果物や野菜の皮に焼印をした場合に、きれいに焼き目が入るものも多くあります。ですが、種類によっては焼印をした後に変色してしまうものもあります。
上記の写真のように、バナナの皮については焼印をした段階で若干変色があり、時間経過とともに真っ黒に変色して、大変なことになってしまいます。
その点、オレンジやグレープフルーツの皮は変色など起こらず綺麗に焼き目が入ります。
全ての柑橘類に焼印をしたわけではないので、確かなことは言えませんが、オレンジやみかん、レモンなどの柑橘類の皮については、焼印による変色が起きずに綺麗な焼き目を残すことができるようです。
ドリンクにに入れるレモンやグレープフルーツの皮もきれいに焼印が入って、SNS映えする演出ができます。
こちらはナスビに焼印をしてみた写真ですが、凹みは入りますが焦げ目はほとんど入りませんでした。皮の色も黒いので、火力をあげて焦がしてもあまり目立たないかと思います。
こちらはシイタケに焼印をしたものですが、傘の部分は焼き色はあまり綺麗に入りません。ですが、軸の部分においてはくっきりと焼き目が入ります。ただし、軸はそれほど太くないのと、丸みがあるので出来るだけ小さいサイズの焼印で、シンプルなものがおすすめです。
野菜や果物の皮に焼印をする場合は、破棄するもので一度試してみて、焼き目が入るのかと、時間経過で変色しなかを言うことを確認するようにしてください。
また、オレンジやグレープフルーツなどの皮の厚いものはいいのですが、皮の薄いものだと焼き付けた熱が身の方まで届いて中身が変色してしまうこともあるので注意が必要です。
あとは皮の表面が湾曲していたり、細かい凹凸があったりするので、デザインは極力シンプルなものにするようにしてください。
デザインの件で不安があれば、お気軽にご相談下さい。