焼印を綺麗に押すコツってありますか?食品や木材への焼印の上手なやり方

焼印のコツ

焼印がうまくつかないのですが、焼印を綺麗に押すコツはありますか?

焼印を綺麗に押すコツは、どんな素材に焼印をするのか、焼印をどうやって温めるのかによっても変わります。

そこで、今回はいろいろな焼印のコツをご紹介させていただきます。

食品への焼印のコツ

食品への焼印については、まず一番大事なことは温度になります。そもそも食品にしっかり焦げ色が入る温度になっていないと、まったく焦げ目が入りません。

また、焦げ色が入っても温度が低い状態だと、印面に素材の方がくっついてはがれてしまうこともあります。ですので、できりだけ高温に温めて手早く押し付けるのが最大のコツになります。

長く押し付けてしまうと真っ黒に焦げて、デザインが焼つぶれてしまいます。

食品に強く押し付けてしまう事も焼印の失敗の一つです。

洋菓子や和菓子のような砂糖を多く使っているものなどは、できるだけ押し付け時間を短くすることで、きれいに焼き付けができます。あとは、押し付ける場所も大切です。焼き菓子のようなものの場合は特に、できるだけ平らな部分に押し付けるようにしてください。

木材への焼印のコツ

木材は焦げ色が入りやすい素材ですが、素材としては硬いので印面全体を綺麗に押すには少しコツが必要です。

まずまっすぐ垂直に押し付けるだけだと、全体がうまく押し付けることができません。要領としては、ハンコを押す感覚で印面手前から徐々に押し付けていく感じです。最後に前後左右にグリグリするようにしていただくと、全体をまんべんなく焼き付けることができます。

ただし長く押し付けすぎてしまうと思っている以上に焦げてしまうので、少し注意が必要です。

それから、失敗しやすいのが塗装されている木材への焼印です。塗料が邪魔をしてきれいに焼き目が入りにくくなります。塗料の塗が厚いほど焼き目は入りづらくなります。

下記の動画は焼にじみを防ぐ方法についてですが、動画内の説明が不足していますが、最初に押した場所はノーマル状態で、あとから押した部分は木材を少し湿らせているものになります。

木材を少し湿らせることで、放射熱での焼にじみを防ぐことができ、きれいにデザインを焼き付けることができます。

焼きごての使い方!きれいに焼印を押すコツをご紹介
食品や木材に焼印するときに使う焼きごて。キレイに焼き付けるための焼きごての使い方やコツをご紹介。

焼印のやり方や製作について疑問や質問があればお気軽にご相談下さい。焼印のプロが親切丁寧にお答えさせていただきます。

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